バンブーロッドのメンテナンス



バンブーロッドの愛好者としては簡単なロッドのメンテナンスくらいは自分でできないといけませんね。

新品のバンブーロッドは使用後に水気を切って、カラ拭きして、
風通しの良い日陰にクロスバックに入れてぶら下げておけばよろしいかと思います。
気の利いたメーカーのクロスバックにはフックに吊り下げるための工夫がされています。

写真、左がHardy 、右がLeonard。
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後はフェルールにワックスを塗って、
ブランク用のワックスなんてのもありますので、シーズン中に酷使した汚れを落とし、
愛でてやれば万全でしょう。
新品のバンブーロッドはそれほど手がかかるものではありません。





問題は古いバンブーロッドです。
オークションなどで入手する古いロッドの多くがそこそこ使用されて、どこかしら劣化の始まったロッド、
ミントコンディションで手を加えなくても即使用できるようなロッド、特に希少なバンブーロッドは高額ですね。

ブランクに破損があるロッドは論外として、
よく見られる症状として、バーニッシュの劣化、剥離、それに伴なって、スレッドが切れてガイドが欠落したり、
フェルールの接着剤の劣化による緩み、ブランクシャフトの曲がり、コルクグリップの劣化や欠落等でしょうか・・・
こういったバンブーロッドはお値段もお手頃でつい手を出したくなります。

下のロッドはそこそこ使われていましたが、シャフトは真っ直ぐ、ブランクとフェルールの接着にも緩みはありませんでした。
2トップ仕様で一方のトップが頻繁に使用されたように見受けられ、
バットセクションとこちらのトップセクションのラッピングは糸の色が微妙に違っていたりして巻き直されているようです、
もう一方のトップセクションはあまり使われていないようで、フェルールはタイト、こちらはオリジナルのようです。

ただガイド部の塗料の剥離が始まっていて、塗料が浮いてガイドが微妙にガタついていたり、
ラッピングにクラックが入ったりしています、ラッピングの糸は切れてはいないようです。

そこで、とりあえずは使ってみたいのでガイドのラッピング部分とブランクの塗料が落ちた3箇所ほどにウレタン塗料を塗り、
使用できる状態にメンテナンスしました。

シャフトをモーターで回転させながらウレタン塗料を塗ります、
古い塗料が残っているので、ウレタンを薄めに溶いて糸に浸透しやすいように塗ります。
慣れるとこの方法での刷毛塗りでも全体を綺麗に塗れるようになります。

塗料の劣化でブランクに水が浸透するのはマズイですから。

フェルールの接着に緩みがある場合、
素人が手を出すと取り返しの付かないことになることもあります、プロにお願いした方が無難です。

d0127888_123879.jpg

この写真だけでどこのメーカーのロッドだか解るバンブーロッド通もいるのでしょうね?


もちろん綺麗にレストアするには全てのガイドを取り外し、
塗装面を磨くか塗料を剥離して組み直すのがベストです。

いずれ三男にレストアを依頼するつもりです。
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by B-R-Bros | 2009-12-10 09:13
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