久しぶりのペゾン・バンブーロッド、
とはいっても、Farlow'sとPezon et Michelのダブルネーム。
ペゾンから供給されたバンブーを英国で組み上げてファーローが販売したロッド。
kamekichiさん所有のペゾン純正のLongcastを多摩川で使わせてもらっているのですが、
バットの強さが若干違うようで、こちらのロッドのほうが若干強い印象です・・・
同じテーパーの同じモデルのはずなのですが、
やはりバンブーロッドは一本、一本が微妙に違うようです。
Pezon et Michelのバンブーロッドはずいぶん前に、
バンブーロッドでの遠投に興味をもって、
何が何でもフルラインキャストって頃に使い込みました。
当時頻繁に使っていたのが、ブレトンビリエール、マスター、
そしてあまり使わなかったファリオクラブ、
遠投は得意でも近距離は苦手なロッドですから・・・
ブレトンビリエールを使って家の前の道路で毎晩キャス練、
ラインがボロボロになるほど練習しました。
当時、近代的なキャスティングテクニックの解説書でもあるシャルル・リッツの「ア・フライフィッシャーズ・ライフ」が翻訳出版された頃です。
シャルル・リッツの提唱するハイ・スピード/ハイ・ライン、
そのキャスティングを実現するのに必要不可欠なロッドが、
Pezon et MichelのPPPシリーズのバンブーロッド。
当時はペゾンのロッドでないとHS/HLキャストはできない、なんて、まことしやかに噂されたり(笑)
今はそんなこと言う人はいないでしょう。
久しぶりにみっちりキャスティングしたのですが、
やはりペゾンはペゾン、 そのバットヘ乗ってクル、パラボリックアクションはやはり魅力的。
さすがのLongcast、リフトからのワンキャストで軽~くフルライン、超キッモチイ~~ロッドです。
でも#8ラインも乗ってしまうロッドです。
近距離はやはり苦手、ラインがホドホドに出ていないと・・・