ロシアコッピ河はハバロフスクからヘリコプターで飛ぶと3時間程だったと思います。
ロッジは河口付近にあります。陸路で向かうには列車で近隣の駅へ移動して、そこから車で悪路を走ってコッピ川上流部へ、そしてボートに乗り換えてロッジまでで、一日は余分にかかるようです。
ヘリコプターはチャーター代が高額ですから少人数のグループですと陸路を使っての移動になったようです、私たちのグループは人数も多いのでヘリコプターを利用してています。
私たちがお世話になったロッジはゲスト用、スタッフ用、食堂、サウナ、トイレ等がそれぞれに分かれていて10棟ほどの建物があります。
ゲスト用のメインのロッジです、2階建てで7~8人が宿泊できます、一階には簡易的なキッチンとストーブ、大きめのテーブルもあってタイイングしたり、作戦会議をしたりできます。ロッジの前にはロッドスタンドもありました。
左端が食堂、右端がサウナです、釣りで冷え切って帰ってきてもサウナで温まってリフレッシュできます。
2006年の食堂・・・ママさんの作ってくれる料理がおいしいのです。特にじっくり煮込んだシチューはおいしかったです。
お願いすると食べ放題の蟹も用意していただけます。美味ッス!
釣り場へは3~4人に分かれてボートで向かいます。もちろんリクエストもできるのでお気に入りのポイントがあったら一目散で・・・
ガイドの愛称赤鬼さんと2005年の通訳で、マントを着たオレーグ君。
オレーグ君は日本文学好きのオタク君です、翌年日本を訪れて、ブックオフで本をたくさん買い込んで帰りました、三男宅に長いこと居候してました・・・
赤鬼さんは読書家で、オレーグ君が言うには、ラテン語の哲学書などを読んでいらっしゃるそうです。
川のいたるところに大きな流木があります。
ダムや護岸のない川ですから、この年は通常の川から森の中へ川が溢れている状態でした。
シーマ狙いなのですが、小型のタイメンが釣れます。
凄い形相でしょ!この魚はもちろんフライで釣れた魚ではありません。
正確な名称はわかりませんが、オレーグ君が「狼魚」と訳していたように記憶しています。
かなりグロテスクです。
河口です、2005年は大雨の後で濁りが水平線の彼方まで広がっていました、例年ならクンジャ(アメマス)が釣れるのですがノーバイトでした。
対岸に見かけた馬・・・野生馬?そんなわけないか。