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ライン溶接・熱処理スプライス 3

昨年からシングルハンドスペイ用のラインをスプライスして改造を始めました。
長くフライフィッシングをやっていると、使い古したラインも増えてきます。また興味を持って購入しても使わないで眠っているラインもあったりします。傷む部分は先端部や、WFラインだとランニング部分だと思います。私はダブルハンド用のスペイラインの改造(改悪?)等も楽しんでいますのでラインの切れ端もかなり溜まっていました。
そこで使い古したラインや不要のラインを使ってシングルハンドスペイ用のヘッドを作り始めたのです。
今まではブレイテッドラインを使ってつないでいたのですが今回は当然ライン溶接で接合しました。ご自分でステップダウンのリーダーを作ることはあると思います。同じようにステップダウンのラインを作っちゃうのです。
まずは#8-5メートル、#6-5メートル、#4-5メートル、計15メートルをつないでヘッドを作りました、。DTラインでしたらレベル部分でOKです、先端部だけテーパー部ならなおのこと良です。
最初はヘッドの全長13~15メートルほどが良いと思います。
これで#5/6ロッド用のスペイラインのヘッドになります。ランニング部は細すぎるとターンが悪くなるのでシューティングラインでしたら30~40ポンドくらいでしょうか。キャストして自分に合うようにバランスを変えていきます。
お気付きでしょうが、WFラインに継ぎ足してロングベリーを作ることも可能です。
ライン溶接ならきれいに仕上がります・・・・・
別に作らなくても、低番手のスペイラインは市販品でありますし、DTラインでも良いのですが・・・
私はラインのテーパー等への理解が深まれば良しって感じで楽しんでやってます・・・
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上がライン同士のスプライス、中は細目のラインを折り返して作るループ、下は太めのラインに別の細いラインを溶着して作るループです。太さに合わせて熱収縮チューブの太さサイズを使い分けます。
ヒートガンで熱して溶着し、冷めてからチューブを取り除くと下の写真のようになります。
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by B-R-Bros | 2007-11-06 00:20 | Fly Line
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