我乱堂ご主人のお誘いを受けて、
那須白河フォレストースプリングスへ行ってきました。
以前にも訪れたことはあって、
自然な雰囲気を大事にした人口池の釣り場に好感を持っていました。
フライタックルのコレクター、数寄者同士の釣行ですから、どんなタックルを試そうか・・・
ってな話になるわけでして、
僕の希望で、グリンハートの木製DHロッド、
まずは、特にメーカー名の刻印もない無銘のロッド、レディースライトサーモンアンドシートラウトロッド。
100年前のレディース向けの12ftロッドを試させていただきました。
実にシンプルなロッド、
シャフトが丸く特に木目が出ている分けでもないので、
一見グラスロッドに見えるかも。
12ft、2ピース、真鍮製フェルール、ガイド数は少な目、
シャフトからグリップ、そしてリールフィッティング部までが一木成形されています。
グリップ部は若干細めですが、これは原木の太さのためでしょうかね?
ラインはいつものCND#4/5・23g(350グレイン)。
ロッドアクションは見た目どおり、
バットセクション・グリップ周りは太めですからシッカリしていて、
ミドルからトップが良く動きます、
反発スピードは遅いのでゆっくり振らないとロッドが暴れます。
慣れてくると問題なくキャストできるし、飛距離も通常の釣りには十分な感じです。
同クラスのバンブーロッドより若干重めかな?、程度でマダマダ使えるロッドでした。
もう一本の木製ロッド。
ロンドンのA. Carter and Co製
こちらは10ft?おそらく・・・
3ピースでフェルールはロッククファスト、グリップも巻きコルクグリップ、
当時のベーシックな英国製バンブーロッドのデザインで素材がグリーンハートになっています。
おそらく1910年以後だと思います。
こちらはパラボリックなアクションでこちらのロッドの方がキャストフィールは僕の嗜好にはマッチします。
我乱堂ご主人の最近の拘りどころでしょうか、
和竿師の作る布袋竹のフライロッドとイタリア製限定リールの組み合わせ。
和洋折衷、クラッシック&モダンなマッチングですね!