丸竹をバーナーで炙って火入れをする、竹を裂く、節を削る、節の曲がりを直す、テーパーを決めて荒削りをする、バインディングしてオーブンで火入れをする、仕上げ削りをする、削った竹を接着する、ブランクの曲がりを直す、フェルールを接着する、コルクグリップを付ける、ガイド位置を決めてガイドを絹糸でラッピングする、塗装する、リールシートを付ける。
中国産の竹がフライロッドに生まれ変わるまでには多くの手間と時間がかかります。
もう20年以上前のことです・・・
先日、クローゼットをひっくり返している時に目にとまったロッド、自分の手でトンキン竹を削ってはじめてバンブーロッドに仕上げた1本です。
7ft・3p・#4/5
当時かなり使い込みました、グリップは思い出深い色あいになっています。
下のロッドはその数年後に作ったロッド、濃いブラウントーンが好きで直火で強めの火入れがしてあります。8ft・2p・2t・#3/4。
そろそろ長い眠りから覚ましてやろうと思います。
Bamboo Rod Brothers