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シューティングスペイ&スカジット

今日も午前中は強風のなかのキャス練です、皆さん熱心ですね。
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青いラインがインタミのシューティングスペイライン。
黄色がRioスカジットライン700グレイン。
太さが極端に違います・・・
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今日はRioのスカジットライン(700gr+9wtタイプ3ティップ15ft129gr計829Gr、53.7g)と自作のシューティングスペイラインをCNDの15に合わせてみました。
スカジットラインはぶっ飛び感があります!ペリーポークで、風の中でもしっかりフルライン!
しかしスカジットラインは太いですね!
この短いけど重いラインが少ないストロークでロッドに荷重をかけて重いフライを飛ばすわけですね。
写真で見てもその太さの違いがわかると思いますが青いラインの倍の太さに見えますね。
この太いラインが水面に落ちるインパクトはいかなるものか?
もともとは流れの速いスカジットリバーで、重いフライと重いティップを使ってフライを早く深く沈めて、さらに安全に投げるために出来上がったローカルなシステムとのことですから、そういったシチュエーションには向いていると思います。
ただ静まり返った止水で使用した場合、ラインの水面へのインパクトは大きそうですね。


シューティングスペイ用のラインですが、2006年のフライフィッシャー11月号に掲載された
戸澤 求氏の記事にラインのレシピが解説してありました。
そのレシピを参考にして昨年の今頃に作ったものです。

戸澤氏の解説より、15ft#10/11用インタミライン・・・・DST#13int(Ken Sawada)のレベル部5.4m+同#11のレベル部4.2m+ST#8intのフロントテーパー部4.6m。ヘッド全長14.2m,33,6グラム

シューティングスペイは戸澤氏が湖などでの遠投に向けて試行錯誤して完成させたスタイル
だそうで従来のシューティング系ロッドを使ってペリーポークから40メートル以上の遠投が可能なキャスティングスタイルです。
そのままオーバーヘッドキャストも出来るので合理的なシステムです。

私の作ったラインは上記のレシピに忠実ではありませんが・・・
3段階のステップダウンで、2番手づつ落として、まずは各セクション5メートルづつループで繋いでキャストして様子をみて判断されると良いと思います。
全長はロッドの3倍程度の長さを目安にして使いやすい長さにします。
各セクションがループ&ループで繋いであると組み合わせを自由に変えられますので、フローティング+インタミ+各シンクレートのティップとかインタミ+S2+T-14、他、で探るシンクレートが変えられたり、各セクションの番手、長さ、を変える事でラインのターンも調整できます。
多様な組み合わせが可能です。

SAからラインナップされているSTL-FやSは逆に使うとシューティングスペイに向いたラインになります。
改造のベースにも良いです。

アンダーハンドキャストもスカンジナビアンスタイルのシューティングヘッドを使ったスペイキャストですね。
ループ、ヴィジョン、ガイドライン、等のメーカーからもシューティングヘッドのスペイラインがラインナップされています。

シューティングスペイ&スカジット、どちらのシステムがお好みでしょうか?・・・・
by B-R-Bros | 2008-01-19 22:23 | Fly Line
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