
いよいよ四日目
体調も回復して気合も十分!
今日と明日のヘリが迎に来るまでの半日が我々に残された時間です。
昨日、教授が中州から釣っていてラインからバッキングまで、ほとんど持って行かれたたそうです。
ガイドのエドワードが気が付いてボートを出し、ボートに乗って魚を追いかけランディングできたそうで、
思い出に残るドラマが心に刻まれたようです。
さて何処へ入ろうか、
まずはムッシュ・ステファンと初日のフレンチポイントへ、
先行して釣っていたルアーのチャック氏が
「Ryoさん、ここへ入る?、僕はもう釣ったから」
「釣り切っちゃって魚いないんでしょ!」
ジョークですよ
「ありがとうございます」
遡上魚ですからまた入ります。
このフレンチポイントは深い緩みがあって遡上してきたサーモンが一度休むのに絶好のポイント、
フライの場合流し込んで釣りますからルアーよりスペースが必要です
チャック氏の好意に甘えて・・・・
数投目、ウォディントにタイイングした赤いGPに根がかりのようなアタリが
一呼吸おいてロッドを煽るとキングの重たい感触がロッドを通して伝わってきました。
「フィッーシュ」
「オォッー、早いね!このポイントでフライでは初ヒットだよ」
「イヤ~釣れる時は意外と早いんですよ」


うっすらとピンクがかって、婚姻色が出始めているよう、
しかし綺麗な魚体です。
ほどなくM氏とK氏のコンビもやってきました。
彼らは初日からズーとこのポイントで杭になってルアーを投げているそうです、
結構テイクがありそこそこ楽しまれたようす。
動いてキングサーモンの止まりそうなところや遡上ラインを探って釣るか、
有望なポイントでキングが上がってくるのを待つか・・・
「Ryoーsan kakou wo mitakunaidesuka?」
「見たいですね、行きましょうか」
この川の河口がどうなっているのか昨年から興味がありました、
五男も一緒に3キロほど下流の河口へ、
上の写真は5カットを合わせたパノラマです。
フレンチポイントから川は海岸線に沿って流れそのまま落差のある強い流れで海に注ぎこみます。
ここではフライフィッシングは出来ないですね


ガイドのエドワード、
優しい男でルアーチームの釣れないメンバーの面倒をよく見ていました、
ロシアのガイドはシャイな男。

観光気分で記念写真を
「フィーシュ」
これからファイトに入ろうとしたところでリールが脱落
「アレー?ハ・ズ・レ・タ!バレタ~!くやし~~」
ラインが緩んでフックが外れたよう。
遡上が少なくなったのか、テイクが少なくフライチームは苦戦しています。
ムッシュ・ステファンはキャス練モードに・・・
「練習は丸子橋でやりましょ!」
アーあと半日だよ・・・・