今日は午後から,釣りながらのシングルハンドスペイキャストの練習に王禅寺へ行ってきました。
自宅から一番近いフィッシングエリアで道路が空いていれば20分程です、これからの禁漁期は週に一度は通うと思います。 ダブルハンドロッドは禁止なのでシングルハンドロッドでスペイキャストの練習です。 今日のタックルですがロッドはハーディーデラックス10’#6/7とダイワロッホモアLD9’5”#8。 ラインはRioウインドカッタースペイ#5/6と#6/7/8、XLT#6/7の改造ライン、DT6、DT8を試しました。 シングルハンドスペイキャストも練習を始めて3年目になりましたので、だいぶ要領が良く無駄な力みが取れてきた感じです。 最初のうちはロッドに無駄な力が入っていて、ロッドを振る音がビュンビュン鳴っていたのですが最近は音がしなくなりました。パワーがロッドからラインにしっかりロードされているようです。 ハーディーデラックスは一時代前のロッドで、幾分やわらかめのミディアムアクションです。 ロッドのしなりを感じながらキャスティングできるので、タイミングがとりやすく、長さも10ftありますからスペイキャスト向きで、好きな方も多いと思います。ウインドカッタースペイ#5/6、DT6共良好です。 ロッホモアLDは名前のとおりロングディスタンスロッドでシューティングラインが推奨されているロッドです、このロッドにあえてダブルテーパーの#8ラインを合わせてみたのですが、これが以外と良い感触です、DTラインだとどの長さからでもスペイで打ち返しができるのでメリットがあります、30ヤードキャストも問題ありません。ウインドカッタースペイは#6/7/8が良好ですが、#5/6もいけます、軽快に使いたいなら#5/6でしょうか。 3時過ぎにミラージュさんも来て、ホドホド釣った後はロッドを交換したりして、キャス練になってしまいました、いつものことですが・・・特に待ち合わせしているわけではないのですが常連の友人と会えるのが王禅寺のイイトコロです、夕方にはUさんも顔をみせ、シーズン中の釣り談義になりました。 釣りの方ですが、日中は#14~#16のソフトハックルでほどほど釣れました、浮いているのは手の平サイズの小型の虹鱒が多く、大型を狙うのであればシンキングラインタイプ2~3も良いかと思います。 Spey Bros #
by B-R-Bros
| 2007-10-22 21:52
| Spey Cast
ロシアコッピ河はハバロフスクからヘリコプターで飛ぶと3時間程だったと思います。
ロッジは河口付近にあります。陸路で向かうには列車で近隣の駅へ移動して、そこから車で悪路を走ってコッピ川上流部へ、そしてボートに乗り換えてロッジまでで、一日は余分にかかるようです。 ヘリコプターはチャーター代が高額ですから少人数のグループですと陸路を使っての移動になったようです、私たちのグループは人数も多いのでヘリコプターを利用してています。 私たちがお世話になったロッジはゲスト用、スタッフ用、食堂、サウナ、トイレ等がそれぞれに分かれていて10棟ほどの建物があります。 ゲスト用のメインのロッジです、2階建てで7~8人が宿泊できます、一階には簡易的なキッチンとストーブ、大きめのテーブルもあってタイイングしたり、作戦会議をしたりできます。ロッジの前にはロッドスタンドもありました。 左端が食堂、右端がサウナです、釣りで冷え切って帰ってきてもサウナで温まってリフレッシュできます。 2006年の食堂・・・ママさんの作ってくれる料理がおいしいのです。特にじっくり煮込んだシチューはおいしかったです。 お願いすると食べ放題の蟹も用意していただけます。美味ッス! 釣り場へは3~4人に分かれてボートで向かいます。もちろんリクエストもできるのでお気に入りのポイントがあったら一目散で・・・ ガイドの愛称赤鬼さんと2005年の通訳で、マントを着たオレーグ君。 オレーグ君は日本文学好きのオタク君です、翌年日本を訪れて、ブックオフで本をたくさん買い込んで帰りました、三男宅に長いこと居候してました・・・ 赤鬼さんは読書家で、オレーグ君が言うには、ラテン語の哲学書などを読んでいらっしゃるそうです。 川のいたるところに大きな流木があります。 ダムや護岸のない川ですから、この年は通常の川から森の中へ川が溢れている状態でした。 シーマ狙いなのですが、小型のタイメンが釣れます。 凄い形相でしょ!この魚はもちろんフライで釣れた魚ではありません。 正確な名称はわかりませんが、オレーグ君が「狼魚」と訳していたように記憶しています。 かなりグロテスクです。 河口です、2005年は大雨の後で濁りが水平線の彼方まで広がっていました、例年ならクンジャ(アメマス)が釣れるのですがノーバイトでした。 対岸に見かけた馬・・・野生馬?そんなわけないか。 #
by B-R-Bros
| 2007-10-21 21:40
| ロシア釣行
最終日、ショアのサーモンフィッシングを堪能した私たちは屈斜路湖に向けて車を走らせていました。
slow fishing のYunさん達も3日程前までいらっしゃっていたようです。 私が初めて屈斜路湖を訪れたのは6年ほど前だったと思います。 その時は僧侶の友人と雨鱒川沿いに30分程歩いて湖岸に出ました、彼は一人で来るときは鈴を鳴らし、お経を唱えながら林道を歩くそうです。熊避けのためですが、湖岸に居る釣り人がまだ薄暗い中で、近ずいてくるお経と鈴の音を聞いたら(笑)・・・ 私が屈斜路湖を訪れる時、湖面はいつも静かで沈黙しています。 今回、まずは林道側の流れ込み入りました。 湖面は静かでしたが流れ込み付近はにぎやかでした、色づいたヒメマスがじゃれ合うようにジャンプを繰り返しています。 「姫マスにはこのフライがイイんだよね~」takeちゃんが早速釣りあげます。 「サーモン釣りにきてヒメマス用のフライを持っているってど~なのよ」(笑) その後この流れ込みでは反応がないのでもう一つの流れに移動しました。 さすがに見切りが早い! 私がロッドを組み立てている間にまたしてもtakeちゃんのロッドが弧を描いています。 「オ~大きそうだね~」黄金色の雨鱒です。 まったく今回のtakeちゃんは良く釣ります。 「ヤッパ、釣りの神様が降臨しちゃったかな~(笑)」 「虹鱒を釣りたいんだよね~きれ~な虹鱒をドライで・・・」 カメムシは?・・・ 湖岸左右の岸周りを見ても静かです、風もなく波のない水面は沈黙したままです。 仕方がない沈めて見ましょうか? 「まずいな~シンクティップはサーモン用のヘビーなラインしか持ってきてないよ」 仕方がないのでとりあえずは#11のラインをガイドに通してキャスティングを初めました。 一投目のリトリーブでアタリが、アッ・・・それだけです。 さすが#11クラスのラインがミスキャストで水面を叩くダメージは大きいようです・・・ そろそろ時間がなくなってきました。 ホテル側の流れに移動しましょう、たしか水量は多いはずだから・・・ 車を降りてから林の中を少し歩きます。 先に湖岸に出て岸沿いを歩いていたtakeちゃんの叫び声が耳に入りました。 「Ryoさんレインボーだよ、でっかいレインボー」 「ほんとに~」 まだロッドを接ぐ間もないでしょ~に。 「また、また~冗談でしょ」 林を抜けて湖岸に出た私の目の前に広がっていたのは屈斜路湖の端から端へと架かった まさにBig Rainbow・・・ 屈斜路湖に来るたびにすばらしい光景に出会います、願うダイアナとの出会いはまだかないませんが・・・ また来年も訪れると思います、次回は屈斜路湖だけを目的地にして。 Bamboo Rod Brothers #
by B-R-Bros
| 2007-10-15 20:40
| Fly Fishing
北海道への釣行は今年3回目になります。
今回のメンバーはTakeちゃんと三男と私の三人の釣りバカトリオです。 三人とも9月に北海道へ行ったばかりなのですが・・・ 「エ~また行くの、バッカじゃないの~」って冷たい視線を背中に感じながらの旅立ちでした。 空港は女満別でしたのでオホーツク海を網走から南下しながらサーフでのサーモンフィッシングを堪能してきました。 朝の光のなかでキャスティングをするTakeちゃん。 この時、釣りの神様が降臨されたようです(笑)・・・ 網走から海沿いに目ぼしいポイントを見ながら南下して9月にTakeちゃん達が良い釣りをした浜へ・・・ 釣り人も少なくサーモンはいないのかな~と思いつつロッドを接いでキャストをはじめました。 Takeちゃんが何か見つけたのか手招きして呼んでいるので行って見ると、水面に多数の鰭が見えます。 波のなかには魚体がシルエットになっています、かなりのサーモンが入っているようです。 この後、Takeちゃんの爆釣モードにスイッチが入ります。 この満面の笑みがすべてを語っています、チャムサーモンの群れが入っていました、波もほどほどでちょうど良い具合、立ちこんだ後ろにも群れが回ってきます、釣り人も少なくて、思いっきりキャストしての爆釣です。 なかなか出会えないチャンスに遭遇したようです・・・ 釣りまくるTakeちゃん、このお方、情報収集能力に優れ、釣り場の見切りがまた鋭くって、私達を魚のいるポイントへ連れて行ってくれます。 今回の釣行でキャッチしたチャムサーモンに変体過程の魚体が混ざりました。 先月はカラフトマスの釣りで、今回はチャムで・・・少しの驚きと感動がありました。 そのあたりも経験を重ねて数を釣ることで見えてくるのでしょうね。 メインのタックルはロッドがCND・Thompson Specialist 16’7” #10/11/12 、ラインはプレトリコ#10/11の先端4メートルをカットしてチェンジャブルティップに改造したものです、今回はティップをクリアーのインターミ4,5メートルに交換しています。 リーダーは自作のもので、ティペットにフロロの20ポンドを一ひろ程に15ポンドを+α、普段スペイキャストの練習に使っているタックルです。 チョットヘビーかなとも思いましたが、80センチクラスの体高のある魚を相手にするには良い感じで、安心してやり取りできました。 国内だとなかなか実釣に使う条件も少ないので良い機会でした。 フライは赤いゾンカーのバリエーションです。 今回、ライトタックルも試してみました、ロッドはビューラ11ft6in#6/7に ウインドカッター#5/6のフローティングラインです。60~70センチクラスはキャッチできました・・・スレ掛かりはロッドへの負担も大きいのでラインを直接手で持って手繰り寄せましたが・・・ ピカピカのシルバーメタリックの魚体も数匹釣ることができました。 サーモンフィッシングは釣れる時期が限られています。 シーズンに一回程度の釣行では満足に釣れなかったりすることもあるので、正直なところなかなか釣りのプロセスも見え難い部分がありました。というより経験不足で確信が持てないことが多いため迷路に嵌ってしまいます。(苦笑) また人の言うことも様々で更に迷わされたりもしますし・・・ 自分なりの釣り方に確信を持てるまでにはイロイロな試行錯誤が必要ですね、時間がかかりましたが少し見えてきた気がします。 スペイロッド、スペイキャストに興味のある方はSpey Bros #
by B-R-Bros
| 2007-10-12 09:44
2006年9月初めのクフトゥイ河のシルバーサーモンです。
河に着いてみると十数年ぶりの大雨の後とのことで河は濁流となっていました。 前半は支流部での釣りとなりましたが、この支流がゆるやかでクリアーなチョークストリームのような流れで、 なかなか難しい側面もありました、支流ということもあってかすでに産卵態勢に入った魚もいるようで、 真っ赤に色づいたオスも釣れました。 結局最後まで濁りは取れず、プアーな結果となってしまいました、経験不足のヘナチョコ釣師ってこともありますが・・・ 今年、同じクフトゥイ河に釣行された、Lt_cahillさん達は爆釣モードだったようです。羨ましいかぎりです。 最終日は雨が強く、天気は荒れ模様となり飛行機が欠航して延泊というオチまで付きました。 自然が相手ですから天候ばかりはどうにも・・・海外釣行のギャンブル的な難しさも実感した釣行でした。 私は開き直って結構楽しんできました。 上の写真は上流でSigeちゃんが最終日にキャッチしたシルバー・・・口にぶら下がっているのは備前さん に巻いていただいたウォディントンだったような? 本流です、対岸まで100メートル以上はあります、この広い本流で思い切りスペイキャストして、スウィングでキャッチしたシルバーサーモンです。形は小さめですが満足できる一匹でした。 ロッド・アルトモア16ft、ライン・プレトリコ#10/11、ラインはチェンジャブルに改造して、タイプ2~6を流れによって使い分けています。 ロッドのグリップエンドを見ると濁りが想像できると思います。 友人のF氏がキャッチしたオスのシルバーサーモン。真っ赤になってます、サーモンは婚姻色がでるとまるで別の魚のようですね。 #
by B-R-Bros
| 2007-10-05 17:38
| ロシア釣行
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